外壁塗装塗替え 失敗しない重要な注意ポイント 滋賀県 彦根市、東近江市、長浜市、米原市にて施工
日に日に肌寒くなり秋らしくなって来ています。
今日は外壁塗装塗替えでの重要な注意ポイントをお知らせします。
近年の住宅の外壁材では一番多く採用されている外壁材
それは窯業系サイディングではないでしょうか。
窯業系サイディングとは簡単にいうと
セメントに繊維素材を混ぜ合わせて固められ作られた外壁材です。
この窯業系サイディングなのですが、外壁塗替え時のお客様との会話の中で
いろいろな業者と話し情報を得る中で、誤った知識を持たれているケースがよくあります。
それは
「いい塗料を使えば長持ちする」✖
もちろんサイディングに塗装する平面部は長持ちするいい塗料を
使って塗装すればそれなりに長持ちするのですが
「いい塗料を使えば長持ちする」とは限りません。
なぜなのか
この画像をご覧ください。
よ~く見てください。
ここは外壁出隅のサイディングを突き合わせている部分で目地があります。
その部分の目地が隙間が空いて切れているのが確認いただけるでしょうか。
この目地が切れると雨水が侵入し、まず外壁材の劣化が早まります。
壁内部に雨水が入り、下地材や土台などを腐らす原因となります。
ここが重要なポイントです!
なぜ「いい塗料を使えば長持ちする」✖ なのか
いくら長持ちするいい塗料を使ってリフォームしても
この目地の部分の劣化が塗装面よりも早期に起きて来ます。
この目地の名称 コーキング、シーリング、シールとか
業者はいろいろな名称を使います。
目地材は紫外線や雨風などの影響を受けて劣化が起こります。
硬化して伸縮性が弱まり、切れや割れが生じてきます。
輪ゴムを思い出してください。
新しいときはよく伸びます。
こんな風に
でも数年すると プチッ!っと切れてしまいます。
これと同じ現象が目地材にも起こっているのです。
特に雨風の当たりやすい、西日の当たる外壁、湿気の多いところ
などの早期の劣化が見られます。
「いい塗料を使えば長持ちする」✖ というのはほとんどの場合
まず目地の劣化が始まるのが一番であり
長持ちするいい塗料を使えば長持ちするというのは
一概には言えないということを知識に入れておいてください。